こんにちは、公認会計士のゆういちです。
公認会計士とは別のプラスαの資格取得を目指し、日々の勉強しています。
ITパスポート資格の勉強する中で、私がつまづいた点をかみ砕いてまとめました。
今回は、「メインフレーム」について解説します。
メインフレームとは
テキストだと以下のような定義です。
メインフレーム(汎用コンピュータ・ホストコンピュータ)とは、科学技術計算や商用計算など、一度に大量のデータを扱えるコンピュータを指します。目的に特化した構成になっており、特別な独自OSなどのソフトウェアや特別なハードウェア構成で作られます。その独自性の点で、一般的なサーバ(UNIXサーバなど)と区別されます。
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抽象度が高くて、全くイメージできないです。笑
私なりにかみ砕いて定義すると、
システム内の中心的な(メインの)大型のコンピュータ
切り口の違いから、汎用コンピュータ・汎用機、ホストコンピュータとも呼ばれる
です。
メインフレームに関連する用語
汎用コンピュータ、汎用機
・かつては、一つの業務や用途に対して一つのコンピュータだった。そのコンピュータを専用機と呼んだ。
専用機は、性能が低く処理に時間がかかるため、並行して別の業務を進めるとその業務に支障をきたすことから一つの業務や用途に対して専用とされた
・1964年、IBM社がSystem/360(システムさんろくまる)をリリース。このコンピュータは、業務や用途に応じたソフトウェアを入れることで、汎用的に使うことができた。以降、汎用的に使えるコンピュータを汎用機と呼んだ。
なお、360度全方位の様々な業務に対応できるコンピュータというのが名前の由来
・パソコンも汎用的に使えるが、小型であることから、汎用機とは呼ばれていない
ホストコンピュータ
・一般的に、ホストと略して呼ばれる。
・本体の「ホスト」と入力端末の「ターミナル」に分かれている
・「ホスト」はデータ処理、「ターミナル」は表示や操作といった単純操作のみ
・「サーバ」と「クライアント」との関係が似ているが、違いはあいまい。(ホストがでてきたらターミナル、サーバがでてきたらクライアント、という感じ)
オフコン
・オフィスコンピュータ
・メインフレームより小型で安価。そのため、メインフレーム導入に予算を割けない中小企業を中心に普及
・CPU、OS、ハードウェア、ソフトウェアが、メーカーの独自仕様。それゆえに今後、維持管理費の増加が見込まれている
メインフレームの具体例
勘定系システム
・銀行の基幹システム。入出金や資金の決済、口座や融資の残高管理、利息計算などの処理を行う。
おわりに
IT関連の内部統制の監査調書に「フレームワーク」といったワードが出てきた記憶があります。
当時は、私の担当する調書には大きく関連しないと思って、サラッと流していましたが、今回深堀りしてみて、改めて当時の監査調書を読み返してみたいと思いました。
皆様の学習の一助となれば幸いです。
以上、ゆういちでした!
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